美容・コスメ

2009年12月26日 (土)

ハーブ引き上げ

さる23日。1ヶ月の間漬け込んでいたハーブを引き上げるときが来たので、漬け込んでいた瓶から取り出す前にいろいろと処理を始めました。

まず、容器の準備。

今回使用するのは、500mlと200mlの瓶。500mlのものには原液を保存し、200mlの物には希釈して使用する物を入れます。

Hungry5 容器が新品の場合、煮沸する前に、まず煮出しておきます。

今回使用する左の瓶も、新品なのでまず煮出しておきます。そのあと、軽く洗った後、本格的に煮沸消毒を行います。同じ鍋で行う場合は、必ず鍋を洗い、水を張り替えて行いましょう。

瓶、ふた共に煮沸が終わったら、食器乾燥機などで完全に乾かしておきます。

今回の瓶は、なかなか条件に合う物が見つからなかったため、理化学実験用の瓶を使用しているので耐熱性がありますが、耐熱性のないソーダガラスなどを使用するときは煮沸の際も注意が必要です。

Hungry6 んー、ピンぼけ(汗)

そののち、保存用の瓶は、完全に乾燥させた後、瓶本体のみオーブンで加熱滅菌処理を行います。この処理は、通常の耐熱ガラスなのでは絶対に行わないでください。今回はオートクレーブ使用可の物であるので加熱滅菌が可能ですが、それ以外の物は割れて大変危険です。これができない容器は、中に消毒用エタノールを入れてよく振りましょう。

完全に乾燥させた瓶を、上の写真のように口をアルミ箔で覆います。そののち、オーブンで150度1時間加熱します。

処理が終わった後、安全のためにすぐにオーブンを開けず、30分ほど扉を閉めたまま冷ました後、取り出して完全に冷まします。完全に冷めたのを確認できたら、漬け込んでいた容器から溶液だけをこの瓶に入れます。コーヒーフィルターなどを使用して行うと楽です。アルミ箔で円錐の形に作り、その中に濾紙を入れても良いです。

そして、入れたのが下の写真。

Hungry7

左側の大きな瓶には原液が、右側の瓶には20倍に希釈した物が入っています。今回はバラの量が多かったのか、かなり色が濃く、中身が入っている部分からは向こう側を見ることができません。

できあがったハンガリーウォーターの原液は、何となくペパーミントとローズマリーの香りが強い印象でしたが、20倍にに希釈して化粧水などに利用できる濃度になると、何となくさわやかな柑橘の香りも感じられます。早速使ってみましたが、私にはあってそうな感じ(>_<)b。ただ、しっとりとした感じではなくさっぱりとした感じなので、保湿がほしい人は、薬局で局方グリセリンを購入して添加するか、これを使った後にクリームを塗るかした良いでしょう。

何はともあれ、今回は初めてにしては上出来。希釈した物の香りもかなり好みです。母ドルは無骨ですけどね・・・・・

本日の衝動買い。

Baku

その見た目のかわいさについ買ってしまった、バクの姿のアイピロー。暖かくするタイプも良いけれど、冷やして使うのもなかなかオツです。

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2009年12月20日 (日)

ハンガリーウォーター原液の容器

さて。仕込んでから1カ月になるハンガリーウォーター。そろそろ中のハーブを引き上げる時期が来ました。漬け込んでいたガラス容器の外から見る分には、派手に花が咲いているということはないので、なんとかここまでは成功のようです。これを保存用の容器に移すのですが、その容器を探すのに苦労しました。

理想は、透明で細口、なおかつ耐熱ガラスでスクリューキャップ、パッキンなどが付いていて密閉ができるもの。

数年前は、家庭用でも耐熱ガラスの細口瓶で密閉容器というのは普通に手に入ったはずなのですが、なぜか今年はどこを探しても見当たりません。かつて我が家にあったこのような瓶は、パッキンの経年劣化により使い物にならなくなったので、捨ててしまったのです。不思議と容器の胴とほぼ同じ大きさの口、つまり広口ばかりなのです。結局、オートクレーブがかけられるような試薬ビンに行きつきました。

さて、さっきの条件を挙げた理由は以下の通りなのです。

1.透明瓶 内容物の状態が一目で確認できる

2.細口 空気と接触する部分をできるだけ少なくできる

3.耐熱ガラス製 煮沸消毒ができる

4.密閉容器 アルコールを使用しているため、それの蒸発を防ぎ、内容物の劣化を遅くする

というところです。

保存用の容器は、仮に原材料が日光に弱いものを使っていることを考慮に入れても、普通は日光がさんさんと当たる場所には置かない(冷暗所が普通)ので、内容物の状態が一目で確認できる透明瓶のほうが安全と判断しました。希釈したものを入れる容器も同じ仕様のものですが、化粧品をまとめておくためにポーチを使用し、その中に入れているので、日光の問題はほぼ無視してかまわないのです。

今回は、オートクレーブがかけられる仕様のものなので、これらの条件をすべて満たしています。そのため、ビン本体を、煮沸消毒ではなく、加熱滅菌処理が可能となり、保存には最適です。

あまり知られていませんが、市販されている消毒用アルコールは無菌ではないので、油断はできないのです。

次回は、処理から封入までをお送りする予定。「今回のハンガリーウォーター、手作りコスメじゃないか!なんでそこまでするの?」という人もいるかもしれません。ですが、素人が作るからこそ、安全・安心して使用するために、せめて素人でできる衛生管理はしっかりしようという考えです。

逆に、ペットボトルを使ってチンキを作ったり、あまつさえアルコール濃度の高い物質をペット樹脂の容器に平気で保存している人の考えがわからないのです。まあ、はじめから芳香蒸留水などを使ってかなり薄めた状態で作る人もいるようですけどね。

ちなみに、医薬品と医薬部外品(化粧品など)の製造工程における安全・衛生管理はほぼ同じレベル。プロでさえそうなのですから、素人でも原理をしっかり理解し、できる限りの衛生管理をするのは自分のためにも重要だと思いませんか?

*チンキとは

エチルアルコール(エタノール)、もしくはそれとの混和物に生薬を浸して成分を抽出したもの。消毒に用いるヨードチンキは、エチルアルコールにヨウ素化合物を溶かしこんだもの。

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2009年12月 6日 (日)

ハンガリー2週間

およそ2週間前。ハンガリーウォーターを仕込みました。かなりの材料を自家栽培物で仕込んだわけですが、無事かびることなく2週間が経ちました。

Hungry4 時々瓶のふたを開けずによく振りながらくらい場所で保管。だんだんと色も変わってきました。

でも、中の材料が少し膨張したかな?という感じです。すべてドライハーブを使用しており、局方エタノールに漬け込んでいるのですが、局方エタノールに含まれる25%ほどの水分をハーブが吸い込んで戻ったかのようになっています。

材料がしっかりと入っているので、便をそのまま見ると茶色というかダークグリーンというか、複雑な色に見えるのですが、便を傾けてみると、溶液は琥珀色をしています。バラの花びら(ローズレッドペタル)など、ガリのようになってます!食べられませんけど(笑)。

あと2週間、瓶ごと振りながら保管し、濾紙で漉して密閉容器に移して保管します。それまで無事だと良いなー。

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2009年11月23日 (月)

ハンガリーウォーター仕込み

かえるの植えているハーブがかなり保存されているので、気まぐれでハンガリーウォーターを仕込んでみることにしました。

ハンガリーウォーターといえば、ハンガリー女王の話が有名ですね。70を超えてからポーランドの若い王に求婚されたという。

それでは作ってみましょう。今回はすべてドライハーブを使用します。今回はできあがりがアルコールに漬け込むチンキ剤となるので、その後使用する場合は必ず希釈します

Hungry1 材料は上段左から

ローズマリー(自家栽培) 10g

オレンジピール 10g

レモンピール 10g

下段左から

ペパーミント(自家栽培) 10g

ローズレッドペタル(自家栽培 Rosa Gallica officinalis) 10g

局方消毒用エタノール 500ml(アルコール度数にして75度前後)

ローズレッドペタルは半分でも。それでは容器の方です。

Hungry2 今回は、アルコールを使用して造るだめ、ガラスの密閉容器を使用します。

手頃な大きさの物がなかったため、新たに購入しました。火にかけたり熱い物を入れたりするわけではないので、耐熱ガラスである必要はありません。

ただし、新品を使用する場合、必ずパッキンと容器自体を煮出してから使用してください。そうしないと、わずかに残った製造過程で使用している様々な薬品や、物質が、使用中に溶出してしまいます。ガラスは化合物ではなくて混合物ですからね。煮沸消毒にもなるので、行っておいた方がより安全です。

材料のハーブとアルコールですが、ハーブはハーブティ葉の物で全く問題はありませんが、クラフト用として売られている物は避けましょう。アルコールについては、60度以上になるウォッカやジンで問題はありませんが、お酒を飲まない人だと、余らせたときに使い道がないので、局方エタノール(俗に言う消毒用アルコール。今出回っている、手にすり込むタイプの物は添加物があるため使用できません。)が一番手に入りやすいでしょう。

新型インフルエンザの影響で店頭にない場合、調剤部門を持っている店舗の場合はそちらで売ってくれる場合もあります。お酒と違って、子供のお使いでも買える物なので、一番購入しやすいです。無水アルコールである必要はありません(無水アルコールと消毒用のエタノールは全くの別のもの)。

作り方は至って簡単。

1.容器を煮出して使えるようにしておく。

2.ハーブ、アルコールなどの材料を準備して計量する。

3.1.で準備した容器に材料を入れなじませるように振ったあと、日光の当たらない涼しい場所で1ヶ月ほど寝かせる。

4.中のハーブを濾紙などで漉し取り、溶液のみを保存。チンキ剤の完成

5.10倍程度まで希釈し、化粧水などに使用する。

そして、仕込みが終わったのが下の写真。

Hungry3

今回、ローズレッドペタルの量が多かったのでかなり赤っぽく見えますが、30分ほどでアルコールに成分の溶出が始まります。このまま時々振りながら、1月ほど我慢。チンキ剤の完成は12月の今頃になる見込み。化粧水として使用するつもりですが、混合肌の私はひょっとしたら希釈した後に局方グリセリンを少量添加するかもしれません。

今回はすべてドライハーブを使用しましたが、エッセンシャルオイルと芳香蒸留水(フローラルウォーター)を使う方法もあるようですね。お手軽ですが、柑橘のエッセンシャルオイルを使用しているので朝の使用はしないほうが良いでしょう。ハーブから作った場合は問題ないほどの濃度でしか抽出されない上に希釈するので、朝使用しても問題なし!

1ヶ月後が楽しみだー(>_<)b

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