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2008年1月16日 (水)

SSRIとカフェインその1

SSRIを服用されている人で、コーヒーや紅茶といったカフェインを含む飲物や食べ物を摂取した後に頭痛などの症状が出た経験のある人は、結構いるのではないでしょうか。そういう私もその一人で、コーヒー、紅茶、日本茶、ウーロン茶などを飲んだ後はひどい頭痛に襲われたものです。それ故に、この数年はこういった飲物・食べ物は避けて通っています。薬を切り替えてからは、ミルクチョコレート(ビターチョコは除く)やココアを常識的な量を口にするくらいなら大丈夫になりましたけどね。それも、少しずつ飲んでみて(食べてみて)どこまでなら大丈夫かという自らの責任に於いて行った実験(?)で分かったことですけど。

でも、未だにお茶などはほとんど受け付けません。

ちなみに、自身が体感できるかどうかはともかくとして、これらの症状にはちゃんと科学的な根拠があります。まずは、五訂食品栄養成分表からカフェインを含む代表的な飲物のカフェイン含有量を大まかな数字ですがはじき出してみます。

(インスタント)ココア 微量/100g(テオブロミンとして300mg/100g)

缶コーヒー 70mg/100g

缶ウーロン茶 70mg/100ml

缶日本茶 20mg/100ml

という結果になります。あくまで、おおよその数値です。これがペットボトルになると多少数値が変わってきます。コーヒーも、缶やインスタントよりもドリップの方が多くなる傾向があるようですが、抽出の仕方にも左右されます。

ココアの欄にあるテオブロミンというのは、カフェインの一種と考えても良いでしょう。ただし、カフェインとは化学構造も異なり、通常人体に及ぼす作用もカフェインよりも圧倒的に弱い物質ですが、代謝酵素は同じです。

食品以外にも、カフェインは含まれています。主なものには、栄養ドリンク、市販の解熱鎮痛剤があります。含有していないものもありますが、市販の解熱鎮痛剤の場合、「無水カフェイン」という形で入れられています。この場合、1回の服用で80mgほどの無水カフェインが含まれています。SSRIを服用している間は、こういった薬にも注意が必要になります。ただし、わたしはこれらの薬~SSRIや解熱鎮痛剤など~の添付文書やインタビューフォームにカフェインに関する注意書きがされているものを見たことはありません。

たかがカフェインの副作用などと馬鹿にしてはいけません。この場合は摂りすぎというよりも「排出できない」方が主になりますが、カフェインの副作用による頭痛などは結構苦しいものです。

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